Orto-Groupのスペイン文化交流滞在プログラムは、「人と人」「文化と文化」を繋ぐことをテーマに生まれました。
スペイン人と日本人、西洋と東洋──異なる文化を結ぶ架け橋となることを目指しています。
毎回のプログラムでは、セゴビア市への贈り物として桜の木を植える“桜の植樹祭”が行われます。
日本を象徴する桜をセゴビアの地に植えることは、時間をかけて育まれる友情の証です。
苗木のそばには、日本語とスペイン語で参加者の名前が刻まれたプレートが添えられます。
公園を訪れる人々はそこで、異国の名前とともに新しい出会いの物語を感じ取ることでしょう。
やがて桜は成長し、毎年花を咲かせてセゴビアの人々を楽しませます。参加者の中には、その成長を確かめに再びセゴビアを訪れる人もいるかもしれません。
こうして、桜を通じて育まれる友情の輪が少しずつ広がっていくのです。
いつの日か、セゴビアの街に桜並木ができることを願いながら、Orto-Groupはこれからも文化交流の架け橋を築いていきます。


